住宅設備機器の営業マンが教えるおすすめ住宅設備【給湯設備機器編】

住宅設備

どうも住宅設備機器の営業をしているぜんじょうです。

そもそも住宅設備機器とはなんぞやとおっしゃる方の為に簡単に説明しておきます。

住宅設備機器とは住宅に関連する設備商品のことでシステムキッチン、システムバス、洗面化粧台、トイレ、給湯機器、内装建具(ドアや床材など)などなどです。

今回はどのおうちにもついているんですがあまりみなさんが興味をもつこともなく、なかなかどのようなものがあるか知る機会が少ない給湯設備機器について説明していきます。

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給湯設備機器はガス派?電気派?

給湯設備機器は大きく分けて2種類あります。

ガス給湯器とエコキュート(電気)の2つです。

その中でも暖房機能付き(床暖房や浴室乾燥機などの暖房機能)、追い炊き機能付き(お風呂のお湯を沸かしなおす機能)、高温差し湯機能(お風呂に高温のお湯を足してお湯を温める機能、給湯専用(お湯を出すだけの機能)というふうに細かく分かれていきます。

ガス給湯器というのはその名前の通りガスでお湯を沸かす機械のことです。ガスの種類も都市ガス(私は関西なので大阪ガス)かプロパンガス(都市ガスが通っていない地域で家にガスボンベが置いてある)の2種類があります。

エコキュートというのはヒートポンプと呼ばれるエアコンの室外機のような機械で空気中の熱を取り込んでその熱を利用してお湯を作ります。作ったお湯をエコキュートの中のタンクに貯めて必要な時にそのお湯を使って給湯します。

あたなたのお家には結局何がおすすめなの?

正直、全てのお家に当てはまる給湯設備はありません。

お家によっては都市ガスが来ているお家、プロパンガスのお家、オール電化のお家、床暖房がある家などがあり、お家にあった給湯設備を選ぶ必要があります。

それぞれメリット、デメリットがあり家の状況に応じて考えていく必要があります。

イニシャルコスト(給湯設備を購入するために必要な費用)、ランニングコスト(普段必要な光熱費)、本当にそれが今の生活に必要な機能なのか(床暖房や浴室乾燥機がないのに暖房機能付き給湯器など)、給湯設備機器は家の外に置く必要があるのでそれを置くためのスペースがあるかなどを考える必要があります。

給湯設備機器はガスも電気も定価で20万円から高機能のものだと100万円近いものまであります。どのような機能が必要なのか考えていきましょう。

ガスの給湯器はエコキュートに比べるとイニシャルコストは安く抑えることが出来ますが、給湯効率は少し落ちてしまいます。給湯器の大きさは2泊3日の時のキャリーバッグくらいの大きさで壁に取り付けることが出来るので設置スペースをあまり取らなくて設置出来ます。

電気のエコキュートはランニングコストが優れている給湯設備です。ただ、エコキュートはお湯を貯める為のタンク(470Lや370Lなど大きさの種類がある)と熱を作るためのヒートポンプを置く必要があります。タンクの大きさは大きな家庭用の冷蔵庫ぐらいあります、ヒートポンプもエアコンの室外機ぐらいの大きさがあります。それを置くためのスペースがないと設置することが出来ません。また、タンクのお湯を全て使い切ってしまうとお湯を作るまでしばらくは湯切れを起こしてしまうこともあります。

ガスと電気の良いとこ取りした給湯器はないの?

私が営業をして給湯器の話をしてると上記のように聞かれるお客さんはすごくたくさんいらっしゃいます。

答えはあります!

今はガスと電気を両方使うハイブリッド給湯器というものが出てきました。

どの業界にもこのように良いものを掛け合わせたハイブリッド商品が多く出てきております。(有名なものはガソリンと電気を掛け合わせたハイブリッドカー)

ハイブリッド給湯器はエコキュートのようにタンクとヒートポンプがついており、さらにそこにガスの給湯器がついている商品になります。

ただ、エコキュートよりタンク容量を100Lや50Lに小さくすることで設置スペースを小さくしています。タンクを小さくしたことで湯切れの心配が出てきますが、タンクのお湯がなくなった際はガスの給湯器がバックアップしてくれてお湯を作ってくれるので湯切れの心配もありません!

このようにエコキュートのようにヒートポンプでタンクにお湯を作ることで熱効率も良く、エコキュートよりも設置スペースが少なくて済んで、さらに湯切れの心配もない商品になります。

給湯器の寿命は大体10年前後です。

そろそろ給湯器交換の方はなかなか調べる機会がないものだと思いますが一度よく調べてみてください。

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