どうもぜんじょうです。
新型コロナウイルスが猛威をふるっていますが、ワクチン接種が進んで来たことで少しずつ日常を取り戻しつつあります。
これも最前線で戦ってくれてる医療従事者の方々のお陰です。
ありがとうございますm(_ _)m
ただ、今回は新型コロナウイルスの影響が他にも出てきているのでそれのお話です。
給湯器がない?
ここ最近急に冬らしく寒さが一段と厳しくなってきました。
寒い冬になるとお湯との水温の温度差が大きい為、長年使っている給湯器は故障などがよく起こってしまいます。
寒い時はお風呂にゆっくり浸かって温まるののが至福の時間です。
もちろん、こんな時期にお湯を作ってくれている給湯器が潰れてしまったらすぐに交換してほしいものですよね。
例年であれば給湯器が壊れてしまってもメーカーに発注すれば数日で給湯器が納品されてすぐに交換することが可能でした。ただ、今年は新型コロナウィルスの影響や大寒波の影響で商品の供給が全く追いついていない状況です。
原因その1:ベトナムのロックダウン
給湯器で使っている基盤に用いるコイルの調達が困難になったのが原因です。現在はロックダウンは解除され生産ペースがあがっていますが、まだまだ追いついていないのが現状です。
その影響が大きく給湯器やガスコンロやウォシュレットなどの生産が出来なくなり、商品の供給がままならない状況になっています。
原因その2:ヨーロッパの大寒波
基本的にはベトナムのロックダウンが大きいようですが、ヨーロッパの大寒波や給湯器の中の樹脂製品が供給出来なくなり給湯器の生産が出来なくなっています。
原因その3:世界的な半導体不足
半導体不足の原因の一つとしてはコロナ禍でのテレワークやオンライン学習、巣ごもりなどといった生活の変化に伴い、電子機器や家電の需要が増えたこと。
そして、米中摩擦によって半導体調達に不確実性が高まる中で、余分に在庫を確保しようという動きが高まっていること。
主に2つの相乗効果といえます。
給湯器の凍結防止してこの冬を乗り越える!
こんなに寒くなってきている日に急に給湯器が壊れてしまうと、先程を書いていたように給湯器自体が手に入らないためなかなか交換までに日数を要します。
寒暖差が大きいと給湯器は壊れやすくなりますので、出来るだけ今お使いの給湯器でこの冬を乗り越えれるように対策をお伝えいたします。
予防策①:凍結予防ヒーターと自動ポンプ運転による方法
お使いの給湯器の機種によって異なりますが、外気温が下がると自動的に機器内よ保温するヒーター(給湯側)と自動ポンプ運転装置(ふろ側)が組み込まれています。(詳しくはお使いの給湯器の説明書をご覧ください。)基本的に自動で対応してくれるので給湯器自体に頑張ってもらいましょう。
予防策②:給湯栓から水を流す方法
・リモコンの運転スイッチを『切』にします。
・浴槽に排水栓をしてからおふろの給湯栓を開け、1分間に約400ミリリットルの水を浴槽に流しておいてください。
予防策③:水抜きによる方法
これは給湯器本体で行うため、なかなか慣れていない方が行うのは難しいかもしれませんが、参考に一応記入しておきます。
■給湯側・ふろ側の順で行います。
1.給湯側の水抜き
1. リモコンの運転スイッチを切る。(ただし電源プラグは抜かない)
2. ガス栓を閉める。
3. 給水元栓を閉める。
4. 給湯栓を全て開ける。(シャワーや台所水栓含む)
5. 水抜き栓を開ける。(給水・給湯の両方)
2.ふろ側の水抜き
1.浴槽水を完全に排水する。
2.リモコンの運転スイッチを入れ、『おいだき』を押す(循環金具から水またはお湯が出てくることを確認する)これを2回繰り返す。
3.排水確認後、運転スイッチを切る。
4.給湯器の風呂往・戻水栓・ポンプ水抜き栓・風呂水抜き栓・中和器水抜きを開けて完全に排水する。
5.電源プラグを抜く。
※機種により方法が異なります。詳しくはお手持ちの給湯器の機器取り扱い説明書をご覧ください。
まとめ
コロナ禍でみなさん大変な思いでお過ごしのことと思います。
ただ、少しでもみなさんのお役に立てればと思いこの記事を書いています。
給湯器の需要が落ち着くまでの辛抱ですが、10年ぐらいお使いの方は早めに壊れた時の対策をしておくことをお勧めします。
なんとかこの寒い冬に暖かいお湯が出る生活が出来ますように。
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