【徹底解説】リフォームを安くするための5つの方法・テクニック

リフォーム
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リフォームが安くなる基本的な考え方

まずはリフォームを安く済ませるための基本的な考え方について紹介します。

リフォームの希望予算を決める
最初に考えておくべきなのは、リフォームの希望予算を決めておくことです。インターネット検索などで、同様のリフォーム事例をいくつかピックアップし、妥当な範囲内で予算の上限を決めておきましょう。
予算内に収まる範囲でプランを立てるようにすれば、無駄に費用が増えることはありません。

予備費も予算に含める
あらかじめ予備費を予算に含めて考えておくことも、コストカットにおいては有効です。

予備費について考えずにリフォームを進め、安易な変更を重ねてしまえば、費用がかさんでしまうのは当然です。
追加工事費が発生することを念頭に、最初に決めた予算上限の10~20%を予備費として考えおくことを心掛けましょう。

リフォーム以外も含めたトータルの予算も考える
予算計画はリフォーム全般にかかる費用を含めて、トータルの予算で考えると良いでしょう。リフォームは何かと物入りです。
工事費用だけでなく、仮住まいの家賃や引っ越し代、リフォーム後に使用する新しい家財道具なども含めて予算を検討してください。

リフォームの要望を洗い出し、優先順位を決める
家族の要望を洗い出し、何を優先すべきが順位を決めることもコストカットにつながります。リフォーム内容をあれもこれもと欲張ると、費用は際限なく増大します。

リフォームの必要性や具体的な方法を洗い出して、無駄を減らしましょう。急ぎでなければ次回にする、安価な設備に変更するなど、柔軟に変える必要があります。

【設備・材料】リフォームをコストダウンして安くする方法

次は、設備や材料の面からリフォーム代を安くする方法について紹介します。

既存の設備を再利用する
既存の古い設備を再利用することも検討しましょう。古い設備もうまく活用することができれば、結果として新しい物を購入する費用を減らすことにつながります。

とはいえ、既存設備の再利用を素人判断だけで決定するのは危険です。建材や設備が再利用できるかどうかは、リフォームの担当者に相談のうえ検討してください。

必要なパーツだけ残して交換するのも選択肢のひとつです。例として、「まだ使えるIHヒーターを残して換気扇や壁を交換する」「比較的汚れが少ない壁や天井を残して床だけリフォームする」など、工夫をすると良いでしょう。

設備・材料を変更する
もしも予算を超えたのであれば、設備や材料をできるだけ安価なものに変更するのも賢い方法です。リフォームの担当者に確認をして、必要な性能を満たす材料や、別の設備を紹介してもらうと良いでしょう。
リフォーム用製品を使って価格を抑えられるケースもあるため、まずは相談してみてください。

【施工内容】リフォームをコストダウンして安くする方法

ここからは、施工内容を工夫することでリフォーム代を安くする方法について解説します。

まとめてリフォームする
リフォームは小分けにして行うよりも、まとめて施工するほうが結果的に費用を抑えることにつながります。
とくに足場を組む必要がある工事や、配管工事を水回りのリフォームは、まとめて行うことを検討しましょう。

コストダウンできる工法で施工する
比較的費用がかからない施工方法を選ぶのも選択肢のひとつです。同じ内容のリフォームでも、施工の仕方にはいくつかの種類があります。プロのアドバイスも聞きながら、より費用をかけない工法を模索しましょう。

たとえば床や壁、外壁のリフォームなら、古いものを撤去して新しいものを重ねる「張り替え工法」よりも、新しい建材をそのまま重ねる「上張り工法」のほうが安価に済ませることができます。

間取りを大きく変更しない
間取りを大きく変更しないで元の建築を活かすのも、コストカットに有効です。とくに予算が限られているのであれば、配管を設置し直す水回りの移動は避けたほうが無難です。
壁の撤去や廊下幅の拡張、窓の移動など、構造計算からやり直すリフォームをやめると、負担が軽くなります。

リフォーム箇所を絞る
もしも予算オーバーした場合は、リフォーム箇所を絞るのも方法です。見積もりを全体ではなく、細かい部位に分けて出してもらって考えてみましょう。
優先度の低い工事や、費用がかかる部分を断捨離すれば、リフォーム代を減らせます。

工期を短縮する
できるだけ工期を短縮するのも、リフォーム費用を抑えるのに効果的です。

一般的に、工期や作業人員が増えるほどリフォーム費用はかさむものです。

仮住まいに引っ越すほうが、費用がかかると考えるのは早計です。居住を続けるより、引っ越して一気に工期を短縮したほうが節約できるケースは多いため、予算は長い目で見て比較をすると良いでしょう。

【見積り・交渉】リフォームをコストダウンして安くする方法

次は、見積りや交渉を工夫することでリフォーム費用を安くする方法について解説します。

リフォーム会社の担当者と打ち合わせする
リフォーム会社の担当者と充分に打ち合わせることも、コストカットにおいては重要な要素だといえます。リフォームのプロによるアドバイスをもとに、より費用を抑える工夫をしましょう。

予算によってはリフォーム箇所を減らす選択も必要です。可能なものは次回に送って、無駄のないリフォームプランを考えてください。

【制度】今度は、リフォーム費用を安くする制度について紹介してます。

リフォーム減税を使う
住居の改築は確定申告をすることで、リフォーム減税、すなわち所得税の控除を受けることができます。長期間税制の優遇処置を受ければ、生活しやすくなります。

ただし同じ減税でも、投資型減税・ローン型減税・住宅ローン減税の3種類あります。それぞれ耐震・バリアフリー・省エネ・同居対応・長期優良住宅化リフォームなど、工事の内容によって適用対象が異なってくるため、詳細は担当課に直接確認をしてください。

リフォーム補助金を使う
リフォーム補助金など、地方公共団体の支援制度を活用するという選択肢もあります。充分な頭金がないときなどは助かるでしょう。

支援可能な金額や施工の適用は、自治体によって異なるのが一般的です。利用する場合は自治体のWebサイトを調べて、確認や問い合わせをしてください。

価格だけではない!リフォーム会社を選ぶ基準


予算は限られているので、少しでもリフォーム費用を安くすることは大事です。しかし、安さにつられて価格だけでリフォーム会社を選ぶことはやめておきましょう。

リフォーム会社は計画から施工期間はもちろん、完成後も長く付き合っていく相手です。スタッフの顧客応対の良さやアフターフォローの充実度なども含めて、信頼性できる会社を選ぶことが大切です。

また、リフォームの施工実績も重要な判断基準です。できる限り施工技術の高い会社を選びましょう。

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